おはようございます。オフィス・ユアーズ代表の大場 久です。
少子高齢化と労働人口の減少による人手不足が深刻な昨今、人事考課や評価制度を導入している企業が増えています。
自社の戦力として長く勤めてもらうために、適正な評価を行うことはとても大切です。各事業所の評価制度を拝見すると、経営者の皆様の思いが良く分かります。しかし、公平な評価を目指すあまり、制度そのものが複雑になっているものもあります。
制度が複雑になると、一次評価者と呼ばれる中間管理職の方の事務的な負担が増加したり、評価に気を取られ過ぎて、その他の業務が疎かになったりしてしまうという弊害が出ます。そして、その結果評価に手を抜いてしまうということになりかねません。
せっかくの評価制度が逆に社員の不満をあおる形になってしまいます。
人事評価制度やその他各種制度は、まずシンプルで社員にとって分かりやすいものがベターであると感じます。その方がしっかりと運用されます。
あなたの会社は大丈夫ですか?