おはようございます。オフィス・ユアーズ代表の大場久です。石川県内の経営者のみなさまとお話する機会をいただきました。その中で集客の話題が出ました。今日は集客の考え方についてお伝えしますね。
集客は大変です。たとえば、イベントなどの集客は大勢の人を集めなければなりません。かなり大変な仕事となります。集客の対象そのものに魅力がなければ、人は集まりませんが、現実問題としてやる以上は集めなければならないのです。集める方は多少無理をしてでも集める場合があるでしょう。しかし、問題はイベントなどが終了したときに、参加した人が果たして満足しているかどうかなのです。もし、満足していなければ、その人は貴重な時間とお金をかけた対価を受け取れないという状況になり、不満が残ります。不満は風評を呼び、結果として集めた人の評判を落とすことになります。これではせっかく集めた意味もなくなりますね。もちろん、たくさん人を集めたことにより収益は上がるかもしれません。しかし、後が続かなくなることは明白です。
また、その気があまりない人を集めると、その対象のイベントそのものの質が著しく下がります。やはり、評判を落とす結果になります。
大切なことは、まず目標数と単価設定をしっかりと行うこと。量より質です。しかし、結果赤字になればやはり意味がないので、単価設定をしっかりと行うことが大切です。もう一つは事後フォローです。事後フォローがあるのとないのでは、評価は大きく異なります。たとえ、あまり乗り気でない方を呼んだとしても、そのあとのフォローがしっかりとできていれば、評判を上げることも不可能ではありません。
私も集客には苦労しましたし、失敗も重ねてきました。だからこそ、冷静に考えると量より質という結論になるのです。長い目で見ていきたいものですね。