おはようございます。オフィス・ユアーズ代表の大場久です。
新型コロナウイルス感染症の感染者がここにきて急激に増加しております。もはや間違いなく第3波と言わざるをえない状況ですね。これまでの急速な感染拡大と分科会の発言内容を受け、菅総理大臣は西村経済再生担当大臣らと協議。11月21日、総理大臣官邸で対策本部を開きました。この中で菅総理大臣は「感染拡大が一定レベルに達した地域では状況を考慮し、都道府県知事と連携し、より強い措置を講じる」と述べ、GoToトラベルキャンペーン、GoToイートキャンペーンの見直しが発表されました。
昨日のの記者会見で赤羽国土交通大臣は、既存の予約分についても「割引きの対象から外す」とし、新規の予約の一時停止だけではなく、感染拡大エリアとして今回一時停止するエリアの既存予約も割り引き対象外とすることを発表。また一時停止する措置の導入に伴うキャンセル料を利用者が支払わなくてすむよう国が補償する方針であると述べています。キャンセルの際は旅行会社や宿泊施設に生じる損失を国が補償する方向です。
現在のところは札幌市と大阪市が対象除外として検討されておりますが、今後増加する可能性はあります。また、GoToイートについてもプレミアム食事券の新規発行を一時停止するという自治体も出てきております。
感染拡大防止の観点からやむを得ない部分もありますが、なんにせよ方向性や基準は明確にしていただきたいものですね。