vol.182 10月からの

 おはようございます。オフィス・ユアーズ代表の大場久です。
 2021年も終盤の10月に入りました。本日より、緊急事態宣言及びまん延防止等重点措置が全国一斉に解除されます。しかし、飲食店の営業や酒類の提供などは各都道府県により違いがあります。しばらくは国や行政の動きや感染状況を注視する必要がありますね。
 さて、10月より商品の価格改定が行われるものがあります。まず、たばこ税増税に伴い、たばこの値上げが行われます。JTは葉巻たばこが1箱10~40円、加熱式は30円の値上げとなります。天候不順などに伴う原材料の高騰により、加工食品の値上げも相次いで行われます。雪印メグミルクは家庭用マーガリンなど14品目を1,9~12,2%、明治も9品目の価格を4,3~12,8%の値上げを行う。国が輸入した小麦の売渡価格は10月から19%引き上げとなるため、年末年始にかけて商品価格に反映される見通しとなる。フォルクスワーゲンとアウディは日本で販売する新車の大半を値上げする。経済活動の再開による鉄などの価格が高騰しているためで、今後は国内メーカーの対応も注目される。10月からは地域別最低賃金が引き上げられる。その他、固定電話から携帯電話への通話料金が安くなるほか、一部他行あての振込手数料が引下げられる。
 家計全体としては負担が増える家庭が多くなりそうです。