おはようございます。オフィス・ユアーズ代表の大場久です。
昨日の北國新聞の記事によりますと、北陸の企業の採用方針が「新卒」から「中途」にシフトしているとのことです。専門分野での即戦力となり、事業の多角化に役立つというのがその理由。中途採用は通年を通して確保できるメリットもあります。逆の見方をすれば、企業業績は落ち込んでおり、その打破のため事業転換や多角化に舵を切る企業が増えているとも言えますね。有効求人倍率は下がっておりますが、景気が悪いときほど優秀な人材が中途で集まりやすいと企業の人事担当者は見ているようです。
転職をお考えの方などは、一度自分の「棚卸」を行うことをおススメします。自分の能力、特性、キャリア、やりたいことやできることなどをしっかりと把握すると、自分の価値を採用担当者に伝えやすいです。
また、逆説的ですが、企業は永続的な発展が命題です。ということは手をつけた事業はしっかりと収益をあげていかなければなりませんし、若い世代を教育して戦力化していくことも一方で必要なことです。要はバランスが大事です。新卒、中途それぞれ期待することは異なりますので、採用した人財がどう融合してシナジーを生み出すかが重要ですね。