vol.228 情報の捉え方

おはようございます。オフィス・ユアーズ代表の大場 久です。

昨日も寒波による被害が多く報道されていましたね。新名神の立ち往生や各地の雪の様子など。あなたは報道されている情報をどのように捉えましたか?

私の住んでいる石川県や他の雪の降る地域にお住まいの方は、事前の報道ほどの降雪ではないと感じられた方も多いのではないでしょうか。気象庁や報道機関の事前情報をしっかりと把握し、心構えや行動制限など準備をしていた方はきっどそのように感じたと存じます。そういった意味では事前情報の出し方や受け取り側の捉え方は今回は概ね正しかったのではないかと存じます。

一方で、昨日今日の報道では、東北や北陸のよくある光景を盛っていた感がありますね。例えば、金沢市内の朝の道路がいつもより早く混んでいる報道。いつもより早く出勤するのは別に珍しいことではありません。また、金沢駅での街頭インタビュー。マイクを向ける人はみんな金沢に旅行に来た人ですよ。誰もいない兼六園。当たり前ですよね。お店の臨時休業もしかり。報道があまりにもお粗末で不要な情報を全国ニュースで何度も流していた感がありました。視聴率を取るのが、テレビ局の目的ですので、盛るのは報道側の自由ですが、我々受取側は不要な情報をきちんと取捨択一する必要がありますね。

全国ニュースとローカルニュース、欲しい情報のカテゴリーごとにどちらの情報を取るか、しっかりと自分のモノサシを持ちたいものですね。