こんばんは。オフィス・ユアーズ代表の大場 久です。
さきほどまで、NHKのドキュメンタリー番組「映像の世紀バタフライエフェクト」を視聴していました。今日は、映画スター、ブルース・リーが題材でした。私の中のブルース・リーはカンフー映画の草分け的存在で、とにかくカッコイイという印象でした。小学生の頃「燃えよドラゴン」を見て、カンフーの真似事をしていた記憶があります。
彼が香港でもアメリカでも差別を受けていたのは初耳でした。そんな逆境の中で彼は成功を収めます。「友よ、水になれ」という言葉は彼の哲学を表しているものですが、その前段もありますので紹介します。
心を空にせよ。型を捨て、形をなくせ。水のように。カップにそそげば、カップの形に。ボトルにそそげば、ボトルの形に。ポットにそそげば、ポットの形に。そして水は自在に動き、ときに破壊的な力をも持つ。友よ、水になれ。
彼のカンフーは中国古来の武術に西洋の武術の動きを取り入れた、いわば我流の武術だということです。そういった柔軟な考えだったからこそ、多くの人々に受け入れられることになったのでしょうね。そして、彼の哲学や生き様は多くの著名人にも影響を与えたと言います。バスケットボール界のスーパースター、IT革命を支えた中国系アメリカ人社会、戦禍を生き抜いた旧ユーゴスラビアの人々、香港の民主化運動。まさに世界を変えていった言葉とも言えます。
初めて知る真実。引き込まれるように最後まで視聴しました。