vol.70 高等教育修学支援新制度

おはようございます。オフィス・ユアーズ代表の大場久です。
高等教育修学支援新制度が2020年4月からスタートしております。住民税非課税世帯・準ずる世帯の学生は授業料・入学金の免除や減額と合わせて給付型奨学金の支給があります。親世帯の年収基準がありますが、目安としては4人世帯の目安年収で380万円以下となっております。
申込の流れは1.申込案内などを学校から受け取る、2.申込案内を確認しながら必要な書類を揃える、3.学校に必要な書類を提出して、奨学金はインターネットで申し込む。まだ、申込ができます。
例えば、新型コロナウイルス感染拡大の影響で、自分のアルバイトなどの収入が減ったため、新たに支援を受けたい人や今まで奨学金や授業料等のを受けていなかった人、2019年度に申込めなかった人、既に貸与奨学金を利用中の人更に支援が必要であれば、利用額を増額することができます。また、世帯(父母等)の収入が新型コロナの影響で大きく減った人は「家計の急変」として、随時申し込みができます。急変後の所得(見込)で、所得基準を判定します。
具体的には生計維持者(学生の父母等)の死亡、事故・病気(による就労困難)、失職、災害といった理由が該当します。家計急変の場合、特例特例措置があります。申込は通常年2回(4月始期分、10月始期分) ですが、これが随時申込可能となります。急変事由の発生後3カ月以内に申し込みが必要です。支援開始時期も認定後速やか支給が開始されます。
アルバイトをしながら、大学に通っている学生も大勢います。そんな勤労学生を支援してくれる制度ですので、ご活用下さいね。