おはようございます。オフィス・ユアーズ代表の大場久です。
多くの中小企業が加入している独立行政法人勤労者退職金共済機構の退職共済制度。いわゆる中退共ですが、今回の新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、 業況が悪化した共済契約者は、申出により掛金の納付期限を最大1年間延長することができます。
詳細は次の通りです。
要件
新型コロナウイルス感染症の影響を受けて、業況が悪化したことにより最近1か月の売上高が前年又は前々年同期と比較して5%以上減少していること。
対象掛金
延長することができるのは、令和2年6月分から令和3年5月分の掛金です。
申出期間
納付期限の延長を開始する月の 前月25日(必着)
メリット
納付期限を延長した月分の掛金は、それぞれ令和3年6月から令和4年5月までに納付すれば後納割増金は生じません。