おはようございます。オフィス・ユアーズ代表の大場久です。
新聞に少し気になる記事が掲載されておりました!現在多くの企業様が利用している「雇用調整助成金」コロナ対応は2月29日までとなっておりますが、新型コロナの感染拡大が続き、緊急事態宣言が発令されたことを受けて、さらに延長が検討されているとのことです。いいことじゃないか!と言われるかもしれませんが、気になる記事は実は他の記事なのです。すなわち「雇用調整助成金の財源がない」という記事でした。
これまでの制度の変遷を見ると、拡大の一途を辿っています。助成割合や限度日額も当初より上がり、利用しやすくなっていることは事実です。ですからその反面、国の支出が増加し台所が厳しくなるのですね。
この制度のおかげで、業績が厳しい企業や要請により休業を余儀なくされた企業も雇用を守りながら耐えることができているのです。財源が厳しいことも分かりますが、この梯子を取っ払ってしまうと、日本経済は一気に悪化することになるかもしれません。
今日は私が気になった記事をご紹介しました。今後の雇用調整助成金の動向は要チェックですね。